信頼できるSalesforce開発ベンダーの見極め方は? ライセンス価格交渉の有利な進め方は? 11の質問に対する元Salesforce中の人の回答とは【動画あり】



 

 「導入はしたものの、企画時の想定通りにうまく機能していない」「事業の変化に追従できていない」——。そんな声を聞くことも少なくないSalesforce。Darsanaでは2022年11月、「最悪の事態に陥らないためのSalesforceのつくりなおし方」テーマとするイベントを開催しました。


 本記事では、Salesforceを軸にしたクラウド活用支援で長年の実績があるユークリッド 代表取締役の佐伯葉介氏、Salesforceの運用を長年手がけてきたAnityA(アニティア)の祖川慎二氏、企業のITアーキテクチャ設計で実績があるAnityA 中野仁氏が、イベントの来場者から寄せられた11の質問に回答する模様を動画でご紹介します。



動画インデックス


・Q&A
 -Q1:各チームから依頼され、増えていく一方の非表示項目のメンテナンス・管理方法を教えてください。【00:00:06】
 – Q2:Sandbox環境はどのフェーズでも構築すべきでしょうか?【00:02:33】
 – Q3:経営者に「Salesforceの作り直しの難しさ」を理解してもらうために、どんな例え話をすれば伝わりますか?【00:04:40】
 – Q4:未経験のAdminが構築する時によく陥るような失敗はありますか?【00:08:52】
 – Q5:Salesforceを今よりもっと活用するためにボトルネックになっているところや課題を検知するためにおすすめの仕組みはありますか?【00:12:56】
 – Q6:専任のAdminを置くとした場合、従業員に対して何人のAdminが必要だと思いますか?【00:17:10】
 – Q7:リードをリードオブジェクトとして管理するか、取引先責任者として管理するか、判断の軸(どういう場合は前者・後者なのか)を教えてください。【00:19:59】
 – Q8:Flow Builderで構築している内容の管理方法を知りたいです。コードで定義するわけでもなく、SalesforceDXで取得してもxmlで定義が読める状態ではないので、もし良さそうな管理手法があれば教えてください。【00:24:47】
 – Q9:データストレージ増大に伴う外部システムへのデータ退避について教えてください。【00:28:57】
 – Q10:事業会社の情シスです。信頼できるSalesforce開発ベンダーの見極め方があったら教えてください。【00:30:54】
 – Q11:開発を進め業務基盤として活用範囲を広げてきましたが、気づけばライセンス料が営業利益の10%を超える水準になってしまっています。活用度が高く、毎年の値上げ価格交渉で不利になっているのですが、代替手段の準備の仕方を教えてください。【00:38:18】

登壇者プロフィール

ユークリッド代表取締役 佐伯葉介氏

SCSKにてSalesforce再販/サポート部隊の責任者として日本No.1サポート/CSチームの構築、フレクトにて、先端技術であるIoT部隊の責任者、Heroku No.1チーム、日本初IoT AppExchangeの立ち上げ、セールスフォース・ジャパンにて、中小企業セグメント向け技術営業として主要製品の販売成績トップ。 その後、中小SIerの経営を経て、エコシステム全体の課題解決に取り組むため、2020年1月にリゾルバを創業、経営チームを組織し2022年6月に社長を退任すると共にユークリッドを創業。

AnityA 祖川慎治氏

2005年、日立製作所に入社。コンサルを経験した後、SIerに転職。クラウド系サービスの開発、PM、プリセールス等を手掛ける。2014年に大手人材系企業に入社。全社の業務改善を担うBPR部署を立ち上げ、責任者として社内IT戦略の立案から実行、定着化を担当。5年で300名から1400名になる会社の成長を支えた。その後PMIなどを経験し、現在グループ全体の業務の再構築を実施中。事業成長を目的とした仕組みづくりをミッションとしている。

株式会社 AnityA(アニティア) 代表取締役 中野仁

国内・外資ベンダーのエンジニアを経て事業会社の情報システム部門へ転職。メーカー、Webサービス企業でシステム部門の立ち上げやシステム刷新に関わる。2015年から海外を含む基幹システムを刷新する「5並列プロジェクト」を率い、1年半でシステム基盤をシンプルに構築し直すプロジェクトを敢行した。2019年10月からラクスルに移籍。また、2018年にはITコンサル会社AnityAを立ち上げ、代表取締役としてシステム企画、導入についてのコンサルティングを中心に活動している。システムに限らない企業の本質的な変化を実現することが信条。

関連記事

関連リンク

AnityA

ユークリッド