業務部門と情シス部門との間で生まれる「分かり合えなさ」がコンフリクトを引き起こし、業務に支障をきたすという話は枚挙にいとまがありません。
こうした「分かり合えなさ」は、なぜ発生するのか、役割や立場が違う人の「現場」に対する相互理解をうながすにはどうしたらいいのか、コンフリクトを争いで終わらせずに、成長のための力に変えるにはどうしたらいいのか——。
Darsanaでは、長年、この問題に取り組んできたエン・ジャパン 事業推進統括部 DX推進グループのグループマネージャーを務める高橋淳也氏をゲストにお招きし、多角的な視点から「企業の内外で発生する『分かり合えなさ』の原因」を探り、解決に向けた考え方のプロセスを可視化するイベントを開催しました。
本記事では、 高橋氏のプレゼンテーションの模様を動画でご紹介します。
動画インデックス
・エン・ジャパン 高橋 淳也氏プレゼンテーション
なぜ、情シス部門と業務部門は分かり合えないのか〜現場理解のズレを「組織とシステムの構成」から読み解く
- 現場と情シスの「わかりあえなさ」を解き明かそうと思うまで【00:01:49】
- 「わかりあえない」はどこで発生するのか? ~エン・ジャパンのケース~【00:05:15】
- 現場のスピードが上がる中、どう体制をつくるか?【00:09:40】
- 解決策は「事業部での内部開発」【00:12:56】
- DX人材をどう集めたのか【00:16:33】
- DX人材の育成【00:21:20】
- 開発で勝負しないDXの方針で業務をシンプルに【00:23:24】
- 事業部の利用ツールと選定方法【00:24:49】
- 事業部DXではまず成果を出す!【00:28:41】
- 副産物があった!ノーコード人材はレガシー対応でも活躍!【00:30:47】
- 図で見るDXで変わったこと【00:32:57】
- まとめ【00:34:38】
登壇者プロフィール
エン・ジャパン 事業推進統括部 DX推進グループ グループマネージャー 高橋淳也氏
2006年、新卒入社。10年間、求人広告のコピーライターとして延べ2000社超の新卒・中途採用を支援。2016年より企画業務にシフト。新規業務フロー設計や、50名規模の新組織立ち上げを担う。自身を含め社内異動者(非エンジニア)をリスキリング。「事業部内のシステム企画」としてkintone、Microsoft365、クラウドサイン、AI、RPAをフル活用。年2万6000時間の工数削減を実現。事業部のDXを推進している。