今、ServiceNowの導入を検討する企業が増えています。その理由としては、ServiceNowが業務の標準化と自動化をコンセプトとしており、ITSM・ITIL領域を中心にカスターマーサービス、HRオペレーションなど、幅広い業務に対応していることが挙げられます。
こうした背景から、ServiceNowの導入効果を最大化するためには、業務を横断したプロセスとガバナンスに対する理解、そして明確な導入方針が不可欠です。
ServiceNowは、守備範囲が広いサービスであることから、導入・運用が容易ではありません。導入にあたって必要な要件を関係者が理解していないと、業務プロセスの最適化が進まないばかりか、自社での継続的な開発・運用が困難になってしまうことも少なくありません。
ServiceNowの導入効果を最大化するためには、一体どのような要件を満たす必要があるのでしょうか。また、その結果、企業内にはどのような変化が起こるのでしょうか。
本記事では、Darsanaが主催したイベント「ServiceNowの『効果を最大化する導入』で企業はどう変わるのか──経験者に聞く理想と現実」の模様を動画でご紹介します。
本記事の動画では、外資系企業で理想形ともいえるServiceNowの導入を手がけ、現在、日本のエンタープライズ企業で導入に取り組んでいる東急不動産ホールディングスの柏崎正彦氏のプレゼンテーションをご覧いただけます。理想のServiceNow導入を行った場合に起こる企業の変化と、理想の形に持っていくためシステム構築の難しさ、課題の乗り越え方についてお話しいただいています。
動画インデックス
・東急不動産HD柏崎氏プレゼンテーション
理想のServiceNow導入で現場の業務はどう変わったのか
-ServiceNow、理想の運用とは(外資系企業編)【00:02:37】
- ServiceNowでIT部門の作業負荷はここまで下がる!【00:05:18】
-ServiceNowを「超高価なチケットシステム」にしないために【00:11:10】
-ServiceNowの導入、他部門に導入効果を知ってもらうために【00:19:12】
-使い続けてもらうための取り組みは【00:24:19】
-ServiceNowはカスタマイズしない!カギは「いかに業務をシステムに合わせるか」【00:33:54】
登壇者プロフィール
東急不動産HD グループIT戦略部 ITインフラ企画グループ ITスペシャリスト 柏崎正彦氏
ITベンチャーにて、IBM AS/400海外製ソフトウェアプリセールスと社内情シスを兼務後、EMCジャパンの情報システム部門にて、日本拠点のITインフラ・ネットワーク・仮想化、サーバールーム刷新、ServiceNow展開を7年間担当。現在、東急不動産ホールディングス、東急不動産、東急コミュニティーの情シスを兼務し、SaaS検討・導入・BPR業務に従事。