
今、導入を検討する企業が増えているServiceNow。業務の標準化と自動化をコンセプトに、IT運用管理のベストプラクティスに則って設計されたServiceNowは、ITサービスマネジメントや資産管理、セキュリティオペレーション、カスタマーサービスマネジメントなど、幅広い業務に対応していることから、エンタープライズ企業から注目されています。
しかしServiceNowは、その柔軟性の高さゆえ「導入のハードルが高い」という声も挙がっています。具体的に、どの部分のハードルが高く、どんなことを導入前に知っておくべきなのでしょうか──。
本記事では、AnityAが開催したイベント「『それ、ServiceNowの導入前に知りたかった』—経験者が語る『つまずきポイント』 Vol.0」の模様を動画でご紹介します。
前編では、大手企業からメガベンチャーまで、さまざまなServiceNowの導入企画・構築プロジェクトのコンサルティングを手掛けるAnityA 廣田真一の「その状態で ServiceNowを導入して大丈夫? 導入をやめたほうがいい会社の3つの特徴」と題したプレゼンテーションの模様と、アカツキのIT Serviceチームで ServiceNow導入を担当している宮越信吾氏、AnityA代表取締役の中野仁を交えたディスカッションを動画でご覧いただけます。
動画インデックス
AnityA廣田 真一のプレゼンテーション
-ServiceNowが選ばれている理由【00:02:40】
- 導入を見直したほうがいい会社の特徴1:ダメな目的【00:04:44】
-導入を見直したほうがいい会社の特徴2:ダメな体制【00:06:45】
-導入を見直したほうがいい会社の特徴3:まずい計画【00:08:07】
-導入がうまくいく会社の特徴【00:09:56】
-企業がServiceNowを使って目指すべき姿とは【00:12:00】
-ServiceNowの落とし穴(1)標準権限設定が使えない?!【00:18:07】
-ServiceNowの落とし穴(2)情報ステータスの共通認識が必要【00:19:21】
-押し機能「Integrationhub REST ACTION」とは【00:21:56】
AnityA 廣田×アカツキ 宮越氏×AnityA 中野鼎談
-ServiceNowが想定している組織構造とは【00:26:26】
-バージョンアップがしんどい? 今のプロセスを捨てられるか【00:40:02】
-ユーザビリティ問題との向き合い方【00:45:27】
-内部でできるServiceNowを使うための体制づくり【00:47:32】
-データー連携と改修を行うための役割分担【00:51:05】
登壇者プロフィール

株式会社AnityA 取締役 廣田真一
大手企業からメガベンチャーまで、さまざまなServiceNowの導入企画・構築プロジェクトのコンサルティングを手掛ける。人事/会計のパッケージベンダーの導入コンサルタント、事業計画コンサルティング/PMO業を経て、2018年に事業会社のBPR部署に転職。ガバナンス強化と生産性向上の両立を目的とした、管理会計/会計/ワークフローのシステム刷新計画の起案・推進を担う。強みは、ビジネスサイドの課題解決を意識したバックオフィスシステム刷新企画の作成と計画推進のための社内外のステークホルダー調整。

株式会社アカツキ IT Serviceチーム 宮越信吾
SIerや事業会社にてシステムの保守運用や新規アプリケーションの構築などを経験する傍ら、SIerに在籍していた2015年頃からServiceNowの導入プロジェクトやプリセールスに関わり始める。いくつかの導入プロジェクトを経験した後、2018年に事業会社のコーポレートエンジニアリング部へ転職し、ServiceNowの運用及びERPを中心とした社内システムのデータ連携基盤の運用に携わる。2021年8月から現職。

株式会社 AnityA(アニティア) 代表取締役 中野仁
国内・外資ベンダーのエンジニアを経て事業会社の情報システム部門へ転職。メーカー、Webサービス企業でシステム部門の立ち上げやシステム刷新に関わる。2015年から海外を含む基幹システムを刷新する「5並列プロジェクト」を率い、1年半でシステム基盤をシンプルに構築し直すプロジェクトを敢行した。2019年10月からラクスルに移籍。また、2018年にはITコンサル会社AnityAを立ち上げ、代表取締役としてシステム企画、導入についてのコンサルティングを中心に活動している。システムに限らない企業の本質的な変化を実現することが信条。
『それ、ServiceNowの導入前に知りたかった』—経験者が語る『つまずきポイント』 Vol.0
