サイボウズの情シス部長が考える、経営陣を納得させる結果の出し方と情シス組織のあり方【動画】


 企業が大きな関心を寄せているローコード、ノーコードツール。このツールを開発しているプラットフォーマーは、自社の中でどこまで使い倒しているのか——。


 本イベントでは、「kintone」を提供するサイボウズが、社内でノーコードツールをどこまで活用しているのかを探ります。


 ノーコードツールを活用した市民開発は、現場のITスキル底上げや外部ベンダー依存からの脱却などの効果がある一方、ガバナンスや活用の動機付けなど、多くの壁にぶつかる企業が少なくないのも事実です。


 こうした課題を、kintoneの開発元であるサイボウズの情報システム部門はどう乗り超えているのか——。本イベントでは、サイボウズで情報システム部門の本部長を務める鈴木秀一が、IT施策の歴史から文化、現在のシステムアーキテクチャ、サイボウズ流の市民開発手法までを語り尽くします。


 本記事の動画では、サイボウズ執行役員 情報システム本部 本部長 鈴木秀一氏と同社システムコンサルティング本部 副本部長の萩澤佑樹氏、AnityA代表取締役の中野仁氏のディスカッションの模様をご覧いただけます。

動画インデックス

・サイボウズ 鈴木秀一氏×サイボウズ 萩澤佑樹氏×AnityA 中野仁ディスカッション
 kintoneによる社内IT一元管理と現場からみた変化

 - サイボウズの社内システムにおけるkintone使用範囲【00:00:24】
 - 現場から見てkintone使用によって変わった事【00:04:59】
 - 3年目の転換フェーズでのテコ入れについて【00:06:34】
 - 失敗事例について【00:14:39】
 - 成功確率を上げるには【00:15:41】
 - 情シスに求められる能力と伸ばし方【00:17:40】
 - 単年で成果は出せない【00:21:33】
 - 【マスタデータを引き出すフロントの重要性00:24:05】
 - サイボウズがマスタデータの整備に至った経緯【00:27:40】
 - サイボウズのカルチャーについて【00:28:43】

サイボウズ株式会社 執行役員 情報システム本部 本部長 鈴木秀一

2005年にサイボウズに新卒入社。入社後は、社内サーバーやネットワークの設計・構築・運用を担当しつつ、リモートサービス、サイボウズLive、cybozu.comのクラウドサービスのインフラ運用にも携わる。2014年からは情報システム専任となり、社内システム基盤の刷新、電話・ビデオ会議システムの更新、東京・大阪・松山のオフィス移転、ゼロトラストアーキテクチャの導入など、多岐にわたるプロジェクトを推進。また、社内業務のシステム化や自動化を支援する専門組織の立ち上げも行う。現在は、「いつでも、どこでも、誰とでも」最高に働ける社内IT環境の提供に向けて活動中。

サイボウズ株式会社 システムコンサルティング本部 副本部長 萩澤佑樹

2008年サイボウズ株式会社に入社。以降、セールスエンジニアとして、サイボウズの製品やクラウドサービスに関する技術支援を担当。2014年にUターンで地元大阪に戻り、現在は大企業向けユーザー会kintone Enterprise Circleの運営などに従事。

株式会社 AnityA(アニティア) 代表取締役 中野仁

国内・外資ベンダーのエンジニアを経て事業会社の情報システム部門へ転職。メーカー、Webサービス企業でシステム部門の立ち上げやシステム刷新に関わる。2015年から海外を含む基幹システムを刷新する「5並列プロジェクト」を率い、1年半でシステム基盤をシンプルに構築し直すプロジェクトを敢行した。2019年10月からラクスルに移籍。また、2018年にはITコンサル会社AnityAを立ち上げ、代表取締役としてシステム企画、導入についてのコンサルティングを中心に活動している。システムに限らない企業の本質的な変化を実現することが信条。

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