企業が大きな関心を寄せているローコード、ノーコードツール。このツールを開発しているプラットフォーマーは、自社の中でどこまで使い倒しているのか——。7月31日、「kintone」を提供するサイボウズが、社内でノーコードツールをどこまで活用しているのかを探るイベントが開催されました。
ノーコードツールを活用した市民開発は、現場のITスキル底上げや外部ベンダー依存からの脱却などの効果がある一方、ガバナンスや活用の動機付けなど、多くの壁にぶつかる企業が少なくないのも事実です。
こうした課題を、kintoneの開発元であるサイボウズの情報システム部門はどう乗り超えているのか——。本記事の動画では、サイボウズで情報システム部門の本部長を務める鈴木秀一氏が、同社のIT施策の歴史から文化、現在のシステムアーキテクチャ、サイボウズ流の市民開発手法までを解説するプレゼンテーションの模様をご覧いただけます。
動画インデックス
・サイボウズ株式会社 鈴木秀一氏プレゼンテーション
情シス本部長が明かす!kintoneを使い倒したIT戦略と成功の秘訣
- 会社紹介【00:00:51】
- IT施策の歴史【00:01:50】
- 社内システムアーキテクチャ【00:03:33】
- サイボウズ流 市民開発手法【00:05:17】
- 失敗事例 【00:13:13】
- 成功事例 【00:19:38】
- kintone 展開のポイント【00:21:32】
- データが集まれば、人が集まる【00:23:50】
登壇者プロフィール
サイボウズ株式会社 執行役員 情報システム本部 本部長 鈴木秀一
2005年にサイボウズに新卒入社。入社後は、社内サーバーやネットワークの設計・構築・運用を担当しつつ、リモートサービス、サイボウズLive、cybozu.comのクラウドサービスのインフラ運用にも携わる。2014年からは情報システム専任となり、社内システム基盤の刷新、電話・ビデオ会議システムの更新、東京・大阪・松山のオフィス移転、ゼロトラストアーキテクチャの導入など、多岐にわたるプロジェクトを推進。また、社内業務のシステム化や自動化を支援する専門組織の立ち上げも行う。現在は、「いつでも、どこでも、誰とでも」最高に働ける社内IT環境の提供に向けて活動中。