次々と企業を買収してビジネスを拡大しているMIXIは、どんな思想や方針のもとでITシステムを設計しているのか。どんなリーダーがどのような運用体制のもとマネジメントをしているのか——。
コーポレートIT部門の取り組みの歴史から文化、ITアーキテクチャ設計、運用体制までをお聞きするイベントの動画記事後編では、MIXIはたらく環境推進本部コーポレートエンジニアリング部の部長を務める加藤徳英氏とメンバーの秋元佑一郎氏、AnityA代表取締役社長の中野仁が、イベント参加者からの質問にお答えする模様を動画でご紹介します。
動画インデックス
・Q&A
-Q1 100人以下、500人、1000人規模の組織からスケールを意識した時、規模が小さい組織のうちに行いたかったことは何か。【00:00:05】
-Q2 Google workspaceとmicrosoft365のMIXIでの使い分けとルールは?【00:07:15】
-Q3 社内ツール等の運用範囲については、いつも迷いながら検討していますが、 MIXIで「運用」としている業務の具体的な内容や範囲をお教えください。【00:11:13】
-Q4 運用保守と企画チームを分けたとのことでしたが「ワタシ考えるヒト、アナタ手を動かすヒト」といった組織的分断問題が発生しませんか?そこを乗り越える工夫があればお教えください。【00:15:27】
-Q5 トップダウン文化はないとのことでしたが、DX推進となると一般的にはトップマネジメントのコミットと推進が不可欠だと思います。そういったバックアップはどうなっていますか?【00:19:55】
登壇者プロフィール
株式会社MIXI はたらく環境推進本部 コーポレートエンジニアリング部 部長 加藤徳英氏
2006年12月ミクシィ(現MIXI)へ中途入社。前職ではインターネットプロバイダーにてネットワークエンジニアを経験。SNS『mixi』のインフラ・購買を担当し、2014年よりはたらく環境推進本部 社内IT室に。2020年、部室長に就任。
株式会社MIXI はたらく環境推進本部 コーポレートエンジニアリング部 秋元佑一郎氏
SIerでのプログラマー、システムエンジニア、事業会社の社内SEを経て、2018年にミクシィ(現MIXI)入社。決裁ワークフロー/会計システムの入替支援、本社移転業務、全社で利用するSaaSツール導入、管理関連業務、PCなどの端末管理、SOC他の取りまとめに従事。2020年7月からマネージャー。
株式会社 AnityA(アニティア) 代表取締役 中野仁
国内・外資ベンダーのエンジニアを経て事業会社の情報システム部門へ転職。メーカー、Webサービス企業でシステム部門の立ち上げやシステム刷新に関わる。2015年から海外を含む基幹システムを刷新する「5並列プロジェクト」を率い、1年半でシステム基盤をシンプルに構築し直すプロジェクトを敢行した。2019年10月からラクスルに移籍。また、2018年にはITコンサル会社AnityAを立ち上げ、代表取締役としてシステム企画、導入についてのコンサルティングを中心に活動している。システムに限らない企業の本質的な変化を実現することが信条。